2024年3月のアップデート

ディスコードのロール

以前お知らせしたように、pr@yukikaze.ltd に寄せられた不一致のアンケート回答やユーザー名の大文字小文字問題などのカスタマーサービスのリクエストに対応し、順次ディスコードのロールを提供しています。


今後ロールを持つ方がさらに増えていきますので、近々、バッカーとプレミアムバッカーの両方がコミュニケーションできるように特定のチャンネルを作る予定です。

PENNY BLOOD: HELLBOUNDのレビューについて

PENNY BLOOD: HELLBOUNDのアーリーアクセス版を購入された方、ぜひレビューをお寄せください!個人的な評価を是非他のユーザーの方々に共有してください。今のところ、100%のレビュアーがポジティブなものになっていますが、まだまだ先は長く、大型アップデートを準備を続けています。Discordチャンネルでのフィードバックも大歓迎です!

ディスコード・フォトコンテスト入賞者

先月のDiscordフォトコンテスト、#EcstasyRushチャレンジの最新優勝者、@Yojimboさん、おめでとうございます!


賞品として、#EcstaticEverydayというDiscordの特別なロールとアイコンが贈られました!

次のDiscordゲーム

12月にDiscordのファンの皆さんに、どんな企画やイベントを望まれているのかを尋ねたところ、たくさんのクリエイティブなアイデアをご提案いただき、毎月フォトコンテストを開催することが決定しました。そしてまた皆さんからのリクエストにお応えして、新たな企画を稼働させます。
パズルベースのゲームをプレイして、特別なアートを獲得しましょう!
企画詳細は今月末にお知らせする予定です。

◆2024.04.06 『PENNY BLOOD』プロジェクト日記

 みなさん、こんばんは。

 3月のアップデートから一ヶ月が過ぎましたが、この一ヶ月は私にとって非常に大きな出来事があった一ヶ月でした。それらの多くはとても悲しいことでした。日本を代表する世界的なクリエイティブの旗手である鳥山明先生、いのまたむつみ先生が。そして、天空の城ラピュタでムスカを演じた名優、寺田農さん、ちびまる子ちゃんでお茶の間を席巻したTARAKOさんといった、尊敬するクリエイターやアーティストの方々が続けて御逝去されました。

 私は幼い頃から多大な影響を受けて育ち、将来は自分も創作にたずさわるクリエイターになりたいと思う切っ掛けを与えてくれた憧れの方々でした。このPENNY BLOOD プロジェクトに参加しているスタッフの中にも感性を刺激されたメンバーは少なくありません。この場をかりて、改めてご冥福をお祈り申し上げます。そして、多くの業績を残してくださったことに感謝を捧げます。

 今回、日本だけでなく世界中の創作を愛する人々にこの気持ちを伝えたくてSNSではなくアップデートの場をかりて発言しましたこと、ご理解いただけましたら幸いです。

 PENNY BLOOD プロジェクトの進捗についてですが、今回もPENNY BLOOD:HellBound についてお話したいと思います。

 クローズドβ版からアーリーアクセス版へと進化してゲームの内容も益々充実してきました。最近は演出面も磨かれてきて、絵コンテなどの監修も行っています。

 この絵コンテ面白いから、せっかくだしアップデートに載せるか! と前のめりなった瞬間、あっ、エンディングのワンシーンでめちゃくちゃネタバレになるからNGか! と一人相撲をしている状態です。出して良さそうな物を見繕い、次回のアップデートでお届けしますのでもう少しお待ちください。今回は前回に引き続き、残りのヘルハウンダーズと最初に対決する強敵アイヴォリーの三面図を掲載します。

 ……と言うわけで今月のアップデート情報は以上となります。

 それでは、みなさん、また来月にお会いしましょう。

 町田 松三

弘田氏からのメッセージ

皆さま、こんばんは。

私の暮らしている町は、すっかり春の陽気ですが、早くも春を通り越して夏のような日もあり、もう少し四季の移り変わりのわびさびを感じさせてくれー、と思ったりしています。そんな感じで、先ほど薄着で外出したら今日は冬のように寒かった。気温差が激しいので皆様もお体にお気をつけて。

さてPENNY BLOOD: HELLBOUNDのサウンドについてですが、三月は第2回目のボイス収録がありました。

収録に立ち会った私たち開発スタッフの想像を上回る素晴らしい演技ばかりで、その場ですぐにOKテイクが選びきれないセリフがいくつもありました。選びきれないのに、さらに声優さんのこだわりで、もう数テイク挑戦してみて、それがまた素晴らしい、という非常に贅沢な収録でした。

キャラクターたちに命が吹き込まれていく瞬間に立ち会うのは、神秘的な驚きと感動の連続でした。素晴らしいキャスティングをして下さった声優事務所様、資料を読み込んで役作りをし本番に臨んで下さった声優の皆様に心から感謝を申し上げます。

その後、録り終えた音声を実装できる状態にする為に、いろんな調整を施していきます。

声優さんが口を開けた時「パ」あるいは「チ」というような音が鳴ってしまうリップノイズや、発音の仕方によって喉が「コッ」と鳴ってしまう、人間の構造上仕方がない微細なノイズが出る場合があるのですが、収録中、エンジニアさんによるチェックが都度入り、必要であれば編集で除去し、それが難しければもう1テイクお願いしましょうかという相談になります。

これらのノイズは、声優さんたちも極力出ないように工夫、努力されていますし、またノイズが演技の邪魔になっていなければ、それも人間らしさ、あるいはモンスターらしさとして、そのままOKすることもあります。

ひとつひとつファイルのIDに間違いがないかを確認し、余計な空白部分を切り取ったり、さらに音量と音質を全体的に揃えます。そして特殊なエフェクト加工が必要なキャラのサウンドをプランナーの方と相談しながら作っていき、玉のように磨かれたファイルが出来上がり、ようやく実装の準備が整います。

キャラが話すタイミングごとに割り振られたIDに沿って、適切な位置にファイルを格納し実装が完了します。そして最終段階の調整になりますが、音楽と効果音、そしてボイスのバランスをそれぞれに整えてボイス作業の完了となります。この作業がまた完璧というのが難しく果てし無く終りのない作業なのです。

そのような工程を経て、生き生きと話し出すキャラクター達をどうかお楽しみにお待ちください!