Penny Blood Creators Desktop 03

 作曲家の弘田です。実は先日、引越したばかりでして、いまだカオス状態。いい機会ですので出しっぱなしになっている楽器の一部をご紹介しましょう。

 左の黒いベースは、”1969 Gibson EB-2D”。音が太くてパワフル。数年前からメインで使用。ボディ内が空洞なのでアコースティックなサウンドの気持ち良さがあります。漆黒のEB-2Dを弾くのが憧れだったので、チェリーレッドだったボディを黒に再塗装。

 その後ろの弦楽器は、”E. 8strings Biwa”。琵琶をモチーフにした8弦エレクトリックアコースティック楽器。手前の打楽器はアラブのダラブッカ。ベリーダンスなどに使われてますね。ダラブッカって最も美しいフォルムを持った楽器だと思う。

 後ろのドラゴンヘッドは、タイの3弦楽器”Son”。フレットが半音階じゃないのが面白い。その手前はYAMAHAのClassical Guitar。詳細不明だけどかなり古くていい音。隣が、”Fender USA 1962 JAZZ BASS”。その後ろからちょっとだけ見える渦巻きヘッドは、”E.6strings Syami”。フレットレスで、3弦それぞれに複弦を張った計6弦のエレクトリックアコースティック楽器。ボディには薄いスネアのヘッドのようなものが張ってあります。三味線のようにスラップして弾いたり、ピックを使っても面白い音が鳴ります。

 チェロは作曲家・植松伸夫さんから頂きました。大人になってからチェロを始めたのですがとても楽しく奥深い楽器ですね。見えないけど、その後ろに4弦と6弦フレットレスベース。

 うーん、全部は書ききれないなぁ。いずれも過去作やペニーブラッドでも活躍している大事な相棒たちです。

 笛類ですね。左の大きいのはアボリジニの楽器”ディジュリドゥ”。机の上にはアジアの “Panpipes”。下には中国の”明笛”や、アイルランドの”ティンホイッスル”に”ローホイッスル”、”インディアンフルート”に、日本の”篠笛”、水道管で作った”尺八””アルトリコーダー”などなど。

 最後に本題のデスクトップ。光るマクロファージの置物。話し相手の髑髏。砂時計は仕事にとても役立ちます。気が乗らない時でも砂時計の15分だけ集中。それを続けると、長く仕事できます。アラームだとダメで砂時計がいいんです。奥には楽器管理に大切な温度+湿度計。

 トラックボール派です。ホイールが付いていない、すごく古いのを使っています。

 たくさんの愛すべきものたちに囲まれて、ペニーブラッドを作曲中です。また部屋が片付いて、かっこよくなったらアップするので見てくださいね。楽器たちも、まだまだありますよ。あらためてどこかで紹介しましょう。

 次は同じく作曲家の海田明里さんのデスクトップ。興味津々です。お楽しみに!