月曜日:ゲームシステム紹介 #3

キャンペーンアップデート

ストレッチゴール

週末には、各タイトルのストレッチゴールを達成することができましたね。これからは本当に魅力的なゴールに突入していきます。その次のコンボゴールも、ぜひ目指してください。

ストレッチゴール#6: CLEARED!
BOI 特殊班 事件ファイル (クエスト)
FBIの前身であるBOIでは、写真撮影による現場保存、指紋鑑定、声紋鑑定、ルミノール反応、犯罪プロファイルの確立など、近代型の捜査が導入されつつあった。本編中にそれらを実践するサイドストーリー型のクエストが実装される。

「事実は小説よりも奇なり、だ。この世の中では理解しかねる不可解な事件が山ほど起こる。本題とは違うそんな事件を、マシュー、君は最新の科学捜査を駆使して解決していかねばならん。どうだ、できるかね?」

92,500,000円
ベビークトゥルフの呼び声(マスコット育成)

PENNY BLOOD のマスコットキャラクターである「ベビークトゥルフ」を育成するシステム。特定のモンスターの血や肉片、鉱物などを与えることで成長する。ベビークトゥルフの発する結界はウブラたちルインウォーカーの力を中和する作用があり、戦いをとても有利に展開できる。このマスコットを育て上げることがグッドエンディングへたどり着くための道しるべとなる。

「なんだと!? タコの赤ん坊がいなくなった? あれほど目を離すなと言っただろう。ヤツがいなければ自由に扉を開けない。我々の行動はかなり制限されることになるんだぞ。誰が飯の当番だった!? オレ? オレか……。」

95,000,000円
対応言語追加

中国語版、韓国語版が追加されます。

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HINT: ラッキーな気分?

コミュニティゲーム

 残念ながら、先週はTwitterとYoutubeの達成条件を逃してしまったので、今週はその目標がそのまま残ります。バッカーの中には、どちらかのゲームのみ応援する方もいらっしゃいますが、理想は、JRPGを愛する一つのコミュニティとして、みんなで一緒にこのバトルに勝利することです。両タイトル完全勝利のあかつきには、コンボ報酬がありますので、できるだけ多くの目標をクリアすることが、両方のコミュニティにとってプラスになります。

さぁ、今後はボスレベルの強敵との戦いが幕を開けます。つまり皆さんにより多くの達成条件をクリアしてもらわなければならないということです。

実際のところ、両チームとも、ここまで見事な戦いぶりを見せてくれていますが、ますます皆さんのコミュニティの力を結集しなければ強力なモンスターを撃破することができません。

このコミュニテイゲームでは、JRPGのセオリー「ボス戦前のセーブ」ができませんので、勝負は1度きりです!

皆さんのご協力に期待しています!

コンテンツアップデート

正気度を表すパラメーター「SAN」

 SANとは Sanity の略でキャラクターの「正気度」を表すパラメーターです。

 人間の正気度なんて実際には数値化できるものではありませんが、肝の据わった人はSAN値が高く、臆病な人はSAN値が低い、と言った感じで設定されます。バトル中に増減し、ゼロを下回ると発狂状態に陥ってしまう厄介なパラメーターです。

 このパラメーターをゲームへ盛り込むのに、PENNY BLOOD では「狂気の戦い」を発動するためのトリガーとして扱うことにしました。減らないように注意するのではなく、いかにうまく減らし、いかにうまく回復させるか、という遊ばせ方です。

 では、狂気の戦いについて簡単に解説します。

狂気の戦い

 バトル中にSANがゼロを下回るとキャラクターは発狂します。発狂したキャラは暴走状態となりますが引き続きプレイヤー操作は可能です。暴走したときのメリットは、攻撃力が上がり自分の潜在意識に隠されていた未知の力を解放します。具体的には、隠されていたスキルが使えるようになります。言わば、キャラクターは攻撃力が急上昇したハイ状態にあるというわけです。

 サイコシギルの入力も速度が速くなる上にヒットエリアが小さくなります。かなり難しくなりますが、総合的な攻撃力は上がるのでうまくコントロールできるプレイヤーはバトルをかなり有利に進められます。デメリットは、防御力が格段に下がり大ダメージを受けやすくなります。そして、守るや逃げるといった防御行動が一切とれなくなります。

 SANがマイナス状態の時は、毎ターン数値はゼロへ戻ろうと1ずつ上昇して行くのに合わせて、ダメージをくらうと一気に回復して正気に戻ってしまいます。これは狂気の恩恵を失うことにもつながるため、敵にターンが回らないように連携攻撃などを駆使しながらハイ状態を保ってください。連携攻撃の発動条件については、現在、どういうものがスリリングでより面白くできるか、みんなで検討中です。

 これが、サイコシギルの目押しのテクニックにSANをコントロールする戦略が加わった、PENNY BLOOD のバトルシステムです。

新キャラクター:ゴライアス

    出身地不明。1820年頃生まれの100歳。

 百年前にビクター・フランケンシュタイン博士によって作られた人造人間。

 北極圏で行き倒れていたところを探検家に拾われ、その後、奴隷商人に売られた。

 醜い怪物は主人が替わっても言う事をよく聞き忠実に働き続けた。長い年月の間に身体にはガタが来て、本来の能力の半分も力を発揮できなくなっている。

 見た目で誤解されてきた経験から他人との接触を恐れているが、本当は優しい心の持ち主である。

 キャンディと出会ってからは彼女の助けになろうと献身的な働きを見せるが、いつもドヤされてばかりいる。

 武器は丸い物。

新ヴィランズキャラクター:ヘルハウンダーズ

 第一次世界大戦終結後、ヨーロッパとアメリカの各地で政府要人や富豪などが次々と殺される暗殺事件が起きた。事件現場には犯行声明と思われる犬の横顔が刻印されたエレクトラム硬貨が残されていて、コインの側面には古代ギリシャ語で「神の裁きは、この手によって成される」と刻まれていた。

 ヘルハウンダーズの行為は無政府主義者として社会から非難されたが、後ろ暗い権力者たちを震え上がらせた。

 ヘルハウンダーズの主だったメンバーは、元軍人でリーダーのサリエル、強烈な優生思想の持ち主である科学者のDr.オーゲン、怪力の巨漢アックスマン、そして、絶世の美女サルチコバ夫人の四名で構成されている。

 彼らヘルハウンダーズは、マシューの前に立ちはだかる最大の敵となる。

サリエル
 出身不明。40代後半。ヘルハウンダーズのリーダー。寡黙な無政府主義者。世界中の権力者の命を狙い、破壊活動に専念している。

Dr.オーゲン
 本名フランツ・オーゲン。出身不明。ヘルハウンダーズのサブリーダー。強烈な優生思想の持ち主で、マリスを研究することにすべてを捧げている。

サルチコバ伯爵夫人
 ロシア出身。18世紀のロシアで農民たちを百人以上も殺害したシリアルキラー。マリスの力を得て現代に蘇った魔女。

アックスマン
 ジ・アックスマンことヨゼフ・マンフリー。35歳。アメリカのニューオリンズ出身。ジャズと小説をこよなく愛する怪力の巨漢。

新モンスター

 パウークマルチェク

 生前、領民たちを虐殺した魔女が現世へ蘇り、切望していた実子として産み落とした怪物。

 魔女は復活する際に蜘蛛の細胞を植え付けられたため、人と蜘蛛の遺伝子が我が子にも引き継がれた。

 冷徹な蜘蛛の習性と加減を知らない赤子の残虐さに、暗闇の中に11年間監禁され獄死した魔女の恨みが加わり、人類を捕食する邪悪な存在として完成した。

 正確に言うならば、パウークマルチェクは神でも怪物でもなく、科学と魔法をもてあそんだ人類が創り出した忌まわしき生物と言えるだろう。

新イメージボード

 呪われし人形の館

 大国の誕生の影で権力者の延命を依頼された魔術師は、恐るべき儀式を行うために近隣のこどもたちを生け贄に捧げた。

 しかし、彼の儀式は失敗し、権力者は黄泉の国へと旅立った。

 魔術師は失敗の責任を問われ、サンクトペテルブルクの近くにある館で処刑された。

 この一連の企ては闇から闇へと葬り去られたかに見えたが、魔術師の禍々しき遺産は、彼が大切にしていた人形へと受け継がれていたのである。

 マシューに向かって人形は問いかける。命をもてあそぶ人間の末路が、いったいどういうものなのかを。

PENNY BLOOD サイドストーリー

   PENNY BLOOD サイドストーリーとは町田プロデュースの小説で、マンマユート団みたいなおっさんたち(キャンペーンチーム)の中にいる翻訳家の アリ・リー(Ari Lee)さんとドナ・グレイ(Donna Grey)さんが書いた小説です。

 私がプロットの提供・監修を行いつつ、自由に書いてもらいました。

 まだ本編のシナリオには手が付けられていないため、将来的に設定やストーリーなどに相違点が生じる可能性もありますが、#PENNYBLOOD の世界観に触れるサイドストーリーとしてお楽しみください。

 マシューたちBOIの敵となる無政府主義者のテロリスト集団「ヘルハウンダーズ」のメンバーが活躍します。

 読了後はたくさんの感想を聞かせていただけたら嬉しいです。

 まず最初に公開されるのはドナ・グレイさんが書いた「Pleasure Doing Business」。ヘルハウンダーズの紅一点サルチコバ伯爵夫人の物語です。

※この小説は一部過激な表現が含まれている大人向けコンテンツです。