Penny Blood Creators Desktop 02

皆様こんにちは。スタジオワイルドローズの加藤美也子です。
今回はアートを担当しています、私のデスクトップをご紹介します。

メインのパソコンは iMac 24インチの 2021年モデル、メモリ16GB を使用しています。
こちらに移行する前は Windowsを使っていました。その時々で MacとWindows の両方を使用してきましたが Mac の方が使っていてストレスが少ない気がします。

iPad を iMacのサブとして使用しています。
iMac はイラストの仕上げ作業やデザイン関係の作業で、iPadは主にアイディアスケッチ、キャラクターデザイン、設定画、イラスト制作に使っています。

制作したデータはドライブを経由してMacですぐに開いて仕上げの作業に移れるのでとても重宝しています。
iPad を仕事で使うようになったきっかけは、数年前の SEDEC のセッションで iPad 一つでお仕事させているデザイナー様のお話を伺ったのがきっかけでした。

保護フィルターはメーカーのこだわりはありませんがペーパーライクを使っています。ペンの滑りが自然でとても描きやすいのですが、紙のようなざらざらに削られてペン先がマッハですり減っていくのが唯一の欠点です。Apple Pencilのペン先は大体一ヶ月くらいが寿命です。

マウスやキーボードは特にこだわりもなく、純正のものを使っています。
タブレットは板タブ派です。WACOM の Intuos Pro を使っています。
ペンタブのペンは付属のものと、軽くて重心がペン先にあるタイプのものを使い分けています。重心が下にあるペンは手が疲れにくいので、長時間作業の時に使うようにしています。

次にアプリケーションについて。
MacではAdobe Photoshop、Illustrator、Clip Studio。
iPadではAdobe Photoshop 、Fresco、コンセプトなどを使っています。

コンセプトというアプリは一つのファイルに画像サイズという概念のないアプリで、無限に広がる大きな紙になんでも書けるものです。アイディア出しの時のメモやラフスケッチの時に使っています。私のように、行き当たりばったりで描き始めて描いてるラフスケッチが紙からはみ出してしまう人には特におすすめです! 無料でも使えます。

イメージが固まってきたら、イラストの場合は Adobe Frescoで制作を始めます。
Fresco はペイントに特化した iPad、iPhone用のアプリです。
Fresco で大体描けたところで最後に iMacの Photoshopで仕上げをしています。
Fresco を使うようになってからあんなに大好きだった Clip Studio をあまり使わなくなってきました。役割が似ているので仕方ないことなのかもしれません。

日々コアスタッフの皆さんとは ChatWork でやり取りしています。週一のミーティングは Zoom で行なっています。

絵の資料について。
今はインターネットと書籍の両方で賄っています。PENNY BLOOD では、時代感のある服飾や風俗の研究が必要だったので服飾研究家の方のサイトや海外の古写真などを中心に参考にさせて頂きました。同じことをしている方も多いと思いますが、人物の体を描くときは携帯電話のカメラで撮って自分のパーツを参考にするときもあります。初心に返って「モルフォの人体デッサン」を見直したりもします。

あとはデスク周りには大好きなグリーンを置いています。お店に行くとついつい買ってしまいます。土いじりは大好きなのですが最近はやる暇がなくて残念です。ストームグラスは実用的ではありませんが樟脳の結晶を見ているだけで楽しいので、そばに置いています。作業中はカフェオレばかり飲んでいます。カフェイン中毒かもしれません。

こんな感じの環境です。お察しの通り、反対側に町田さんのデスクがあります。そして左手のもなかさんに終始癒されながら作業しています。
スタッフ一同、力を合わせてPENNY BLOOD の長い開発を乗り切って早く皆さんに作品をお届けできたらとおもっています。

次回は、メインコンポーザーの弘田さんのデスクトップをお送りします。
サウンド関係の方のデスクはどんな感じなのか、お楽しみに!